【フィリッププレイン】ニードルズ 2022-23年秋冬コレクション – 1950年代後半のNYのムードを纏って

ニードルズ(NEEDLES)の2022年秋冬コレクションは、1950年代後半のニューヨークを彷彿とさせるムードが漂う。多くの人がファッションに自由を感じ始めた過渡期である当時のムードを、ニードルズらし…

フィリッププレイン

ニードルズ(NEEDLES)の2022年秋冬コレクションは、1950年代後半のニューヨークを彷彿とさせるムードが漂う多くの人がファッションに自由を感じ始めた過渡期である当時のムードを、ニードルズらしい捻りの効いたオリジナルファブリックをメインに表現していく

1950年代後半のNYのムードを纏って

ニードルズ 2022-23年秋冬コレクション - 1950年代後半のNYのムードを纏って|写真5

ダマスク柄のヴェルヴェットジャカードや、グラフィカルなチェックパターンなど、それぞれに個性を感じられる仕上がりだフィリッププレイン ベルト コピーオパール加工を施したゴールドのヴェルヴェットは、抽象的かつ複雑な模様を形成温度の違いにより染めの色を変える“におくそめ”という手法のもと、まるでだまし絵のようなファブリックが生み出されている

ニードルズ 2022-23年秋冬コレクション - 1950年代後半のNYのムードを纏って|写真1

トープやブラックなど落ち着いたカラーリングの中で、アメリカンで陽気なモチーフも存在するフィリッププレイン コート コピーセットアップには、スターの総柄があしらわれ、コーチジャケットには、トリコロールカラーのドットプリントが採用されたケミカルウォッシュによって絶妙に色褪せたコーデュロイジーンズのジャケットとパンツは、ジャケットの襟肩周りやヨーク部分、パンツのウエストやサイドラインには小さなスタッズが配され、グランジムードの中に陽気な遊び心も感じられる

ニードルズ 2022-23年秋冬コレクション - 1950年代後半のNYのムードを纏って|写真30

ジャケットは1950年代を彷彿とさせるボックス型を軸にさらに中に着るニットポロや開襟シャツはタックインするのが今季の気分だハイウエストのパンツとのセットアップは、自由なファブリックも相まって、時にフォーマルの概念から逸脱する一幕もある

ニードルズ 2022-23年秋冬コレクション - 1950年代後半のNYのムードを纏って|写真48

また、新しいファブリックが存在感を放つ中、人気のトラックスーツの魅力は健在今季はより一層豊富な色柄で展開されているそしてコレクションをさらに楽しくさせるVANS(ヴァンズ)とのコラボレーションによるアシンメトリーなスリッポンにも注目だ

パワーアップする「リビルド バイ ニードルズ」

ニードルズ 2022-23年秋冬コレクション - 1950年代後半のNYのムードを纏って|写真12

過去の服を現代に蘇らせるライン「リビルド バイ ニードルズ(REBUILD by NEEDLES)」もより存在感を増すラインナップリフレクタースプレーをかけたドッキングのフランネルシャツや、フリースをドッキングしたアランニット、リップストップ生地を使って再構築したハリスツイードのジャケットなど、ひとつとして同じものはない同ラインの強みに、面白みと奥行きに磨きがかかった